-------- --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

なぜU.C.のモビルスーツの高さは18mなのか?

2013-03-02 03:15

・公共の場なのと字数制限があるので文章が堅いですm(_ _)m
マナーさえ守っていただければ、いくらコメントしていただいても構いませんので下のコメント欄でお気軽にどうぞ。
・ただし、記事内容と直接関係のない考察・議論・質問はこちらのコメント欄でお願いします。

「「ストライクフリーダムガンダムはどれくらい強いのか?」に回答」のコメントへの返信なんですけど、

長くなりそうだったのと画像ある方がわかりやすいと思ったので記事にしました。

こういう感じでgdgdてきとーに語る感じのは「ガンダム小話」ってカテゴリにしようかな・・・?


>ガンダム等のMSは18m級で人が乗る兵器としては大き過ぎる感じがします~

ご存知かと思いますが、U.C.のMSが「巨大な」「人型」の理由としては以下のようなものがあります。
(※現実的に考えればどれも色々ツッコミが入るのが実際です)

・ミノフスキー粒子により戦闘が有視界戦闘に逆戻りしたから(高所から遠くを見渡せる方が有利)
・AMBACにより推進剤を使用せず方向転換などが可能になるから
・(宇宙には空気がないため遠近感がつかみにくく)宇宙服を着た人間との誤認を狙えるから
・手足により武器やその他装備の交換や、コロニーでの工作作業などが可能となり汎用性があるから
・不整地走破性が確保できるから
・ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の効率的な排熱に向く形状だから
・結局のところ戦争背景は人と人との戦いであることを示しているとかなんとか



ただ、これだけでは巨大であることは説明できてもなぜ18m程度であるかを完全に説明できません。

18mについての設定というのも見つけたこともありませんので、ざっくり自分なりに考えてみました。


 ジオンが連邦との戦争を開始するにあたって国内の複数の企業に機動兵器の開発を求めます。

コンペの結果、ジオニック社のZI-XA3という「巨大な」「人型」の試作機が上で挙げたような理由により採用されます。

そして、実用化を目指しZI-XA3に高出力エンジンやバーニア、フレームの強化、FCSの装備などを施した

MS-01通称クラブマンと言われる機体が開発されます。

クラブマンは設定では13.5mと小型の機体となっています。

●ZI-XA3(MS-01)(ガンダムオリジン版とG20版)
IMG_20130224_145338.jpgIMG_20130224_145338.jpg
画像引用:ガンダペディア

さらに機動性向上を目指してMS-02が、続いて装甲の強化、機動性と耐G性能の向上を目指して

MS-03プロトタイプザク初期型が開発されます。

この時点でMS然としたフォルムになっていたと言われています。

●MS-02(ガンダムオリジン版)
IMG_20130224_145338.jpg

●MS-03(ガンダムオリジン版とガンダムオフィシャルズ版 ※MS-03とされる画像)
IMG_20130224_145338.jpgkawara-z.jpg
画像引用:G_Robotism -ザク試作型黒歴史-

ガンダムオフィシャルズ版MS-03を観ると、

サイズの対比から全高は人間の5倍より幾分大きい程度で18mにはとどきそうもありません。


 これらの機体開発のノウハウを活かし装甲強化や兵装の拡充を行い、

さらにミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉を搭載したのがMS-04プロトタイプザクです。

この機体は設定では17.5mと一般のMSの背丈と同じ値となっています。

以降、いわゆるザクⅠやザクⅡなどに続いていくので、

MS-03プロトタイプザク初期型からMS-04プロトタイプザクで13m級から18m級にアップしたということになります。


 どうして18mまでサイズアップしなければならなかったか?

恐らく「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の搭載」が原因だと思います。

MS-04開発以前にすでに実用化されていたミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉ですが、

従来の核融合炉に比べて小型化できたとはいえ未だ大型で宇宙艦への搭載が限界でした。

●従来の核融合炉と宇宙艦に搭載された熱核反応炉(※古い資料の設定画なので参考までに)
従来の核融合炉MY熱核反応炉(宇宙艦サイズ)

MS-04には機動性向上のため小型の熱核反応炉の搭載が求められていました。

そこで、エンジンメーカーZAS社のZAS-X7試作品が採用されたと言われています。

この試作品が当時の小型化できるギリギリのサイズで、MS-03までの「人型」の機体設計ノウハウを活かして

この熱核反応炉を機体内に収めようとしたところMS-04は18m級になってしまったのではないでしょうか?


ある程度の大きさの熱核反応炉を搭載したい
 ↓
それを含め機体を支持するためのフレームと内部構造を防護するための装甲が大型化が必要
 ↓
重くなった機体をAMBACで俊敏に動かすためにある程度の大きさの手足が必要
 ↓
その他ペイロードや排熱、十分に威力のある武器を使用できるだけのサイズなどの要素を考慮
 ↓
18m級まで大型化

といった具合に。


>ダウンサイジングして人が搭乗すれば、もっと運動性が高くなる気がするのですが、
>現実の技術では小型化は難しい面が存在するのでしょうか?

 私たちの「現実」で考えるなら、まず小型化より大型化の方が材料の強度等の問題により難しいです。

U.C.の「現実」でも大型化の方が難しいのは同じなのでしょうが、

ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の搭載を前提としたMSに関しては

熱核反応炉自体の小型化が難しいため18m以下への小型化もまた同様に難しかったのだと思います。

 ただしF91辺りの時代になって、それまでのMSの大型・大火力・高推力化によるコスト増大を抑制するため、

MSが15m程度まで小型化されています。

この劇的なMSの小型化を可能にしたのが、小型・高出力化された新型ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の開発成功です。

MSの小型化によっておっしゃるとおり運動性・機動性が向上し、

さらに小型化したにも関わらず熱核反応炉の小型・高出力化によって

高出力ビーム兵器やビームシールドの運用や長時間飛行も可能になっています。

(ただし、新型の熱核反応炉は核爆発の危険があったそうです。)

このことからもわかる通り、MSのサイズというのは熱核反応炉のサイズに大きく依存すると言えます。


 まとめまると・・・

「当初MSは13m程度であったが熱核反応炉を搭載するスペース確保のため18m級になった。

 その後、しばらくMSの大型・大火力・高推力化が志向されていたが、

 MS開発コンセプトの変化により小型・軽量化が志向され、熱核反応の小型化の成功によりMSは15m級となった。」

こんな感じですかね。

あ、MS-03の高さが18m程度と明らかになった瞬間、この考察は意味を成さなくなりますよ!


 メタ的な理由を言えば、富野監督が当初描こうとしたリアルな兵器(パワードスーツ)と

スポンサーが要求した巨大ロボット(数百m級)の2案がぶつかり、

戦闘機と同じである程度リアルであり、人間の10倍というキリのいい18mに納まったという感じですね。

アナザーガンダムについては過去の作品(U.C.世界)に倣ったというまででしょう。


前回も拍手やコメントありがとう!


関連記事
アークエンジェルのプラズマブースター(ポジトロニック・インターフェアランスの原理)について

「フリーダムガンダムの速さはどのくらいですか?」に回答(定性的、定量的・計算式を用いて解説)

RX-78-2 ガンダムの諸説ある出力のスペック値について

「ユニウスセブン落下に用いられた装置(フレアモーター)とその原理は?」に回答

「Zガンダムのフライングアーマーはビームを防げるの?」に回答

ガンダムの設定における「リアルな嘘」の話

「ガンダムの360°全天周囲モニターが球状なのはなぜか?」に回答

「ストライクフリーダムガンダムはどれくらい強いのか?」に回答

「ローエングリンの陽電子ビームの速度は光速か?(ガンダムに登場するビームの速度)」に回答

「ガンダムに登場する戦艦のビーム砲の出力は?」に回答

「トータル・イクリプスのBETA光線級のレーザーをIフィールド、GNフィールドで防げる?」に回答

「宇宙世紀のMS(核融合炉)とフリーダムガンダム(核分裂炉)の出力の違いは?」に回答

「ガンダリウム合金の加工方法は?」に回答

ガンダム第7話で自由落下と空気抵抗の考察 ~無事着陸できるのかwktk~

「フリーダムガンダムの飛行方法・推進剤は?」に回答

VPS・PS装甲の防御力について

「フリーダムガンダムの速さは?」に回答

ミノフスキー粒子の考察
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント:編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバック URL
    http://2zimu.blog.fc2.com/tb.php/294-21331adb
    この記事へのトラックバック:



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。